すまい給付金
住宅を取得する人の負担を緩和するために設けられた、すまい給付金の概要について解説していきます。
すまい給付金とは
すまい給付金とは、消費税率の引き上げによる、住宅取得者の負担緩和のために創設された制度。住宅ローン減税制度での負担緩和の効果がおよばない収入層に対し、住宅ローン減税と合わせて負担の軽減をはかります。
すまい給付金の金額について
すまい給付金の金額は、収入によって変化します。給付金額は住宅を取得した人の収入および不動産登記上の持分割合で決定され、「給付基礎額×持分割合=給付額」で算出可能です。
ここで言う収入は額面収入(年間の給与の総支給額)ではなく、都道府県民税の所得割額にもとづいて決定されます。そのため、申請をする場合は引っ越し前の市区町村から個人住民税の課税証明書を取得し、確認する必要があります。
すまい給付金の申請方法
すまい給付金の申請を行えるのは、住宅取得者となります。もし、ひとつの住宅に不動産登記上の持分保有者が何人かいる場合は、それぞれの保有者が申請する必要があります。
申請期限は、住まいが引き渡されてから1年3ヶ月以内。引っ越したあとに給付申請書に必要書類を添えて郵送またはすまい給付金申請窓口へ提出します。住宅事業者が手続きを代行することも可能なので、工務店やハウスメーカーに問い合わせてみると良いかもしれません。
すまい給付金の対象要件
すまい給付金の対象となるのは、「住宅を取得して不動産登記上の持分を保有しており、その住宅に自らが居住する者」「収入が一定以下の者」となります。収入については、収入額の目安が775万円以下の者が対象です。また、住宅ローンを利用せずに住宅取得を行う場合は、50歳以上という要件がプラスされます。
給付の対象となる住宅についてですが、すまい給付金には「良質な住宅ストックの形成を促す」という目的もあるため、一定の品質が要求されます。新築・中古再販住宅ともに「床面積50m2以上」「第三者機関の検査を受けている」ことが条件、さらに中古再販住宅の場合は現行の耐震性能を満たす耐震性を持ち合わせていることが必要です。
この記事をつくるのに参考にしたサイト
参照元:国土交通省「すまい給付金サイト」(https://sumai-kyufu.jp/outline/sumaikyufu/index.html)
参照元:国土交通省「すまい給付金サイト」(https://sumai-kyufu.jp/application/about/index.html)
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